私達が眠っている間に見る夢は、私達の潜在意識にある願望や恐れを表すといえます。
例えば、最近は見なくなりましたが、私は昔、高い所から落ちそうになっていて怖がっている、という夢をよく見ました。
これは、高い地位から転落する恐れと願望を表していたと今振り返ってみると思います。
当時、私は高い地位についていましたが、私は自信がなく、その地位にふさわしくないと自分で思っていましたし、
また、独立したいという願望も強く持っていました。
そして、それはその通りになりました。
私達は眠っている間に深い睡眠と浅い睡眠を繰り返していて、夢は眠りが浅い時に見ます。
自然に目が覚めるのは眠りが浅くなった時ですが、目を覚ました直後に夢を覚えていることが多いのはそのためです。
夢からメッセージを受け取る方法としてもっともおすすめなのは、夢日記をつけることです。
枕元に日記帳やノートと筆記用具を用意しておき、夢を見たらすぐに書き込むのです。日付も書いておきます。
あとから見直してみて、この夢は自分にとって何を表しているのだろう、と振り返る習慣をつけると、
自分の内なる願望や恐れに気付くきっかけとなるでしょう。
そして、そのようにして潜在意識からメッセージを受け取ったら、現実の行動に活かしてみるといいです。
また、何か考えていることがあって、答が欲しい時、寝る前に脳に質問を投げかけておくと、
朝目覚めた時にふっとその答が降りてくることもあるので、そのような眠りの活用法もあります。
例えば私の場合は、「明日のブログには何を書こうかな?」などと寝る前に脳に質問すると、
朝、そうだ、このテーマで書こう、と浮かんだりします。
ちなみに、夢辞書というものもあります。夢に出てきたシンボルの一般的な意味が書かれています。
例えば、自分が死ぬ夢は一般的には吉夢とされています。
こういうものを活用することも楽しいものですが、
あくまでも夢は個人的なものなので、自分にとってこの夢は何を表すのか、自分で考え、感じることが大切です。