もう1998年の年末の話になります。
私には付き合って間もない男性がいました。
彼と私は違う組織に勤めていましたが、職種は同じでした。
彼は他の職種から、努力して努力してその職種に就いたのですが、
私は自分のしている仕事に、「何かこの仕事は私の生涯をかける仕事ではない」と漠然と感じていました。
そんな違和感とともに、
次第に彼は、「俺は仕事に手一杯で、ようこを充分に愛してあげられる余裕がない」と言い始めました。
私はスピリチュアルに夢中で、本を読み漁ったりしていました。
そして年末、アメリカ、アリゾナ州聖地セドナに2週間ほど1人で旅することにしました。
彼には、「帰って来たら連絡するね」と告げて旅に出ました。
セドナでサイキックリーディングを受けました。
彼女は言いました。
「あなたに愛を与えられない、という男性とつきあう必要はない。」と。
日本でそんなアドヴァイスをしてくれる人はいなかったので、私はハッとしました。
まさにその通りだと思いました。
帰国後、私は彼に連絡をしませんでした。
そして思いました。「私が振られたんじゃない、私が彼を振ったのだ。」と。
その思いは私の自尊心を満たしました。
恋愛に苦しんでいるみなさん、自分を愛してくれない人にしがみつくのはやめませんか?
自分で自分を愛してあげましょう。
あなたはあなたのままでいいのです。